公立高校入試直前
みなさん、こんにちは。教室長です。
いよいよ、明日公立高校の入試が行われますね。
ここ連日、新型肺炎の報道がなされていてそれに伴い、学校の対応や入試に向けての動きが変更になったりと、今年の受験生は例年以上に、心が落ち着かないことだと思います。
とりあえず明日、予定どおり入試は行われるようですね。
もう本番ですので、やれることも限られていますし、今日はあまり無理せずに明日に向けて体調を整えておきましょう。
当塾でも、急遽先週の金曜日が中3生の最終授業日となりました。
授業後に、生徒と講師が全員集まり今後の流れの確認や激励の言葉をかけました。
私は、普段から自習生を中心に個人的に声掛けはしているので、改まって言葉をかけることはしませんでした。
受験が終わってないので、お疲れ様や頑張ったねと声を掛けるのも、ちょっとなあとも思いましたし。
しかし時間が経つにつれて、きちんと言葉をかけてあげればよかったなあとも思ったので、(葛藤…)
受験本番の(誰一人見ていない可能性もあるが…)、アドバイスをお伝えしますね。
たくさん伝えたいことがありますが、その中でも特に大事な2点に絞って伝えます。
1つ目は、最悪の事態を想定して持ち物を準備することです。
何となく当たり前のように聞こえますが、意外と徹底されていないことだと思います。
『受験は人生の一大事、受験校側も自分のために最高の環境を整えてくれているはずだ!』と思っている人がいますが…
決してそんなことはないですからね!
受験校側もなるべく受験生が快適に試験に臨めるように、会場の準備をしてくれるとは思いますが、
①受験会場(教室)に壁掛け時計があるとは限らないし、自分の位置から必ず見えるところにあるとも限らないです。
→腕時計が必要だとわかる
②会場内の室温が自分にとって暑かったり、寒かったりと快適な温度でないかもしれません。
→寒かったときのために、カイロや下着を多めに着ていく必要がわかる (暑かったら脱げばいいだけ)
(会場下見時に、自分の座席とストーブの位置の確認が必要だと一部の子には伝えたんですが、下見が禁止になってしまったので、当日にならないとわからないですね…)
③休憩中や食事中に飲み物をこぼしてしまった場合に、拭くものがあるとは限りません。(多分ないでしょう)
→ポケットティッシュを多く持っていく必要がわかる (箱ティッシュは大きいので荷物になります)
備えあれば患いなし、まさにそんな感じです。
緊急事態が起きたときに、持ち物の不備で対処に困った場合に受験どころじゃなくなってしまいますからね。
2つ目は、試験に臨むにあたって自分の納得する答案を書くことです。
受験直前になると、『ベストを尽くせ!』『最善をつくせ!』といって受験生を盛り立てる先生や講師がいます。
決してそれを否定するつもりはありませんし、激励の言葉としては受験生の士気を高める言葉であると思いますが
受験本番の並々ならぬ緊張感の中でベストや最善をそう簡単に尽くせるかといったら、そうではないかなと個人的に思います。
尽くすことができるのであれば、それは確かに一番いいと思いますよ。
ただ、逆に一部の受験生にはプレッシャーをかける言葉でもあるなあと。
そういう激励の言葉を掛けれる先生や講師は、自身が受験の際にベストを尽くせた人であるんじゃないかなあと勝手に思っています。(違っていたら、すいません)
私は決してそういう受験をしてきたわけではないので、そのような言葉をいう権利がないということで…
もう少しハードルが低くかつ前向きになれるような言葉が最初に述べたあの言葉です。
自分の納得いく解答ができれば、正解してようが不正解だろうがいいんじゃないかなあと。
結果はあとで判明するものですし、その結果を見て『ベストを尽くせたかどうか』がついてくるわけで。
受験の最中にそれがベストな解答かどうかを気にしていても仕方がないので、今解いている問題にとにかく集中して自分の答案を書くことが大切ではないかなと思います。
あとは、その解答に自信を持つことです。はったりでもいいです。
自分の解答は絶対正解、自分が解けた問題はみんな解けない、自分が解けない問題はみんな解けない
半分冗談だろ!と思う考え方ですが、それぐらいの気持ちで臨んでいいと思います。
それぐらい自分に自信をもって欲しいということです。
以上の2点を注意・意識して本番臨んでくれたら嬉しいです。
私も他の先生方も受験生の成功を祈っております。
結果が出ないまま、本番に臨む子もいますが、確実に力はついていますよ。断言できます。
それをぶつけてきて下さい。
そして受験後に、笑顔で会えることを期待しています。
一日早いですが、いってらっしゃい!