第4回 道コン終了!
みなさん、こんにちは。教室長でこざいます。
11月も残りわずか、あと1か月程で1年が終わってしまいます。今年もあっという間でしたね。
しかも年々あっという間具合が増しているような気がします。私だけでしょうか…笑
小学校1年生の時の1年は人生においての7分の1年、今になると27分の1年ということなので、同じ1年でも年齢によって感じ方が変わってくるのでしょうかね?
でも、短かったと感じるだけで特に悪い気はしないのでよしとしましょう…笑
話は変わり、最近中学校では怒涛のテストラッシュが続きました。
2学期の定期テストが終了して、3年生は先日道コンを受験しました。
まずは定期テストからですが、早めの対策や勉強の甲斐もあってだいぶ健闘していたと思います。
特に1・2年生は部活動で忙しい中も学校ワークを早い段階で取り組んだ結果がきちんとでていました。
ただ、1周のみの子や偏りのある勉強をしていた子もいて点数に反映されていたので、反省を活かしていきましょう。
(反省点について各生徒、自覚があるので素晴らしいと思います)
次は入試の内申点に直結する大事な学年末テストですね。
だんだんと自分の勉強の仕方が確立してきたところでそこに向けて、今から一つ一つの授業・問題を大切に取り組んで欲しいと思います。
3年生に関しては、学力テストCと被り大変な時期だったと思います。
(私自身も中学生のとき、一番神経質になっていた時期でした)
2つのテストが同時期にありどっちも手つかずの感じになるのかなあと思っていましたが、自分で優先順位などを考えながら計画的に勉強していた印象でした。
はっきり言って3年生は学年末の評定はあってないようなもの、2学期末の評定でほぼ決まります。
学力テストに標準を定めるよりかは、定期テストに向けてに標準を定めていた生徒が多かった気がします。
その判断は間違っていないと思いますし、学力テストに定期テストの内容も出題されていましたもんね。
そして先週末、第4回道コンが行われました。
当初、冬期講習会後の第5回のみの受験を予定していましたが、
裁量問題採用校を受験する生徒が多い中、1回のみの受験で『はい次本番ね』はあまりにも不安だったのと
裁量問題の傾向や難易度をある程度つかんでもらってから傾向と対策を練って、本番間近の模試を受けてもらいたいと思ったので今回受験する運びとなりました。
また、学力テストと比べて道コンの方が入試に近い問題の構成や難易度になっているので、入試問題の感覚を養って欲しい気持ちもありました。
実際、解いた感想はいかがだったでしょうか?初めての裁量問題、難しかったですよね。
特に数学の難易度には驚きましたね。他は並みの難易度だったような気がします。
裁量問題の数学については全て難易度が高い問題ではなく、初めの問(1)は基本的な内容を問われていることが多いです。
そういった問題をいかに落とさないかが重要かなあと思います。(今回の道コンにも2・3問ありました)
難しい問題を解かないといけない感覚ではなく、隠れている比較的基本的な問題を確実に解くといった感覚をもっていただきたいです。(上位校志望の子は難易度の高い問題も解かねば…)
物事の見方を変えることが大切です!
そして、解き直しはしましたか? また、どの程度の感覚で解き直しをしましたか?
個人的に、解きなおしのポイントは大きく3つあると思います。
1つ目は、実際に手を動かして問題を解き、本当に理解したのかを確かめることです。
道コンの解説を見るだけ、塾の先生方の解説を聞くだけで理解したつもりになっている子が結構います。
そういった生徒に『自分一人で解いてみて』というと、不安な顔をして『うーん、できるかなあ…』と答えます。
解説を見るだけ、聞くだけの受け身の姿勢だと、実際一人で解くとなると何もできません。
自力で問題を解いて本当に理解しているのかを確かめて下さい。
2つ目は、解答を覚えるのではなくその問題のポイントはどこなのかを見つけることです。
入試本番で全く同じ問題が出題されることはまずもってないです。
類題や他の問題にも活用できるポイントが必ずあるのでそこをおさえることが重要です。
きっと長ーい解答を覚えても明日になったらすぐ忘れてしまうでしょう…
ポイントを2つ3つおさえるだけだと忘れることはないですし、解き直しも可能だと思います。
その時だけできればいいやという、効率の悪い勉強はやめましょう。
3つ目は、選択肢問題で正答していても間違いの選択肢のチェックを行うことです。(特に社会)
正解していたやったー、で終わりではなく間違いの選択肢がどういうものなのかを調べることも大切です。
例えば、消去法で正解した問題があればそれは運も少しあったということ。
特にチェックが必要だと思います。
最大のメリットは、間違いの選択肢を調べることで勉強の幅が何倍にも広がっていき、1つの問題で知識として吸収できる量が増えていくことでしょうか。
ただ、得意科目や好きな科目でないとここまで手間暇かけて復習する気にならないと思います…
なかなかこの3点を完璧にこなしている生徒はいないですが、これは模試の解き直しだけではなく普段の勉強方法の一環としてできることですね。
冬に向けてより一層高い意識で勉強に臨んでもらいたいところです。